当院のカイロプラクティックのケアを受けて、赤ちゃんが授かったという方は多くいらっしゃいます。それは根本的な原因である背骨と神経にアプローチしているからです。カイロプラクティックでは、2つの視点からアプローチを行います。
1)神経と骨格のケア
カイロプラクティックでは骨盤と腰椎に着目しています。腰椎(特に第1腰椎&第2腰椎)からの神経は子宮に大きく関係する為、脳から子宮や卵巣にいっている神経系に異常がないか検査していきます。また、腰椎だけではなく骨盤も非常に重要で、腰椎の土台である事、子宮と靱帯が繋がっている事など、その影響は腰椎以上だといえます。
カイロプラクティック的には、脳から子宮への神経伝達が100%になれば、子宮の機能が正常になり、その結果健康な卵を生成し、妊娠しやすい環境なっていくと考えます。また、骨盤や腰椎の問題は、不妊だけではなく、流産につながる場合もありますので、しっかりしたケアが必要になります。
2)ホルモンのケア
妊娠には様々なホルモンの働きが絡んでいます。
・卵胞刺激ホルモン(卵胞を成熟させるよう卵巣に働きかける)
・黄体化ホルモン(成熟した卵胞に排卵を促す)
・コナドトロピン(放出ホルモン視床下部から下垂体へ性腺刺激ホルモンの分泌を促す)
・エストロゲン(卵胞が熟してくると増加し、子宮に内膜を厚くすうように指示を出す)
・プロゲステロン(排卵後の卵巣から分泌される。卵胞ホルモンとともに子宮内膜を厚くして着床しやすい状態に導く)
・黄体化ホルモン放出ホルモン(下垂体から性腺刺激ホルモンを分泌させる)
カイロプラクティック的には、これらホルモンも全て、脳と神経系が関与しています。背骨から骨盤まで神経圧迫の無い状態に戻す事で、正常なホルモンバランスを保つ事が出来ると考えています。
また不妊症のケアとしては、女性ばかりではなく男性も一緒に受けて頂く事も重要です。男性の健康な精子の生育も神経が関わっているからです。
私が本当にお伝えしたいのは、結婚前からの定期的なケアが非常に重要という事です。不妊治療のスタートは、結婚してからがスタートではなく、独身期間、いいえもっと遡れば学生時代、その頃から定期的にカイロプラクティックのケアを受けていく事で、妊娠したいと思った時に妊娠しやすい環境が構築出来るものだと考えています。若い時から生理痛が酷く薬を手放せない、生理不順、ピルを飲んでる、内膜症がある、腰痛が慢性的、姿勢が悪いなどなど、原因はもっともっと前からあるからです。この記事を読んでくださった方で、独身の娘さんをお持ちの方、是非早めにカイロプラクティックを受けに来て下さい。それが将来の投資になるからです。
※現在、病院にて不妊治療を受けている方も勿論大丈夫です。不妊治療と併行してカイロプラクティックのケアを受ける事でいい結果を出している方もいらっしゃいます。また、高額な不妊治療を中止し、カイロプラクティックのケア1本に絞り、自然妊娠を成功した方も多くいらっしゃいます。