病院での治療は、きっかけとなってしまった外的要因(トラウマ等)を見直しそして寄り添い、薬物療法や精神療法等で症状を抑える事がうつ病の対処法とされています。しかし考えてみてくだい。もし外的要因がうつ病の原因だとしたら、なぜうつ病になる人とならない人がいるのでしょうか?それは個人差ともいえるかと思いますが、その個人差こそが身体の中で起こっている神経状態の差なのです。カイロプラクティックでは、外的要因だけに注目するのではなく、体の内に意識を向ける事をおこなっています。カイロプラクティックでは体の内に問題の根本原因が存在していると考え、うつ病に対してアプローチしています。身体の中がしっかりしていれば、外的要因にもうまく対処できるはずです。
一般的にいわれているうつ病は『脳のエネルギーが欠乏している状態』とされています。欠乏とは、必要なものがかけている、不足していることを指します。
脳からはセロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンといった人の感情に関する情報を伝達する物質、いわゆるホルモンが分泌されます。また男女比の割合では、女性の方が多くみられるというデータもあり、それには女性ホルモンのエストロゲンが関係しているとされています。
エストロゲンが減少すると、同時にセロトニンも減少します。セロトニンは別名・幸せホルモンと呼ばれていて多幸感などを感じる為には欠かすことのできないホルモンとなります。つまり『脳のエネルギーが欠乏している』とは、ホルモンの分泌に異常があると言えます。
こうしたホルモンの分泌で一番重要なものが神経となります。神経には、体の各組織同士が連携を取り合うために必要な組織であり、脳が体全体の状態を把握することでホルモンのバランスが保たれ適正な量が分泌されます。
ホルモンの分泌は多すぎても少なすぎても、その役割を果たすことはできません。疑うべきは脳と体を繋ぐ神経システムになります。
神経システムを阻害するものがサブラクセーションになります。サブラクセーションによって脳と体の神経のサイクルに問題があると、どれだけストレスを無くしても、または生活習慣を見直したところでうつ病の根本改善には至りません。
カイロプラクティック・ケアによって脳と体の神経のサイクルが正常であれば、外的要因であるストレスや不安を受けても体は交感神経のスイッチを入れることで対応します。
生活習慣や環境が変化しても、その環境を脳は瞬時に把握し適切にホルモン分泌の指示を出し対応してくれます。だからこそ神経の流れを整える事が体の健康を維持するためには重要になります。
そもそも、うつ病は体のバランスが乱れていることを教えてくれる大切なシグナルになります。その大切なシグナルをごまかすのではなく、しっかりと体の内から見つめ直すことが大切になります。
カイロプラクティック・ケアによってうつ病の根本原因を取り除き、快適な毎日を手に入れましょう。